こんにちは。
今日は、皆さんも一度は読み込んだことがあるであろう、「QRコード」の取扱注意点についてお話をします。
グラフィックデザインを制作する上ではほぼマストなアイテムだと思います。
イラレの画面だけでみていて、実際に印刷すると読み込めなかったりすると納品した後に真っ青になりますね。
今日はそのいくつかの注意点を挙げます。
①推奨サイズ20mm×20mm以上
まずはなんと言ってもサイズです。パソコンの画面で100%表示にせず作り続けていると、
思わず小さくしすぎてしまい、実際印刷すると小さかったということがあります。
名刺のサイズ(91mm×55mm)と比較すると結構な比率を有しますね。
携帯端末のカメラの精度にも依存しますが、多くの人が読み取れるサイズ感は最低限保ちましょう。
②極力ベクターデータで扱う
上記サイズと関連しますが、もしデザイン的に推奨より小さくなってしまう場合や、QRのセル数が複雑になる場合などは、通常の画像データだとピクセルデータになり、セルが潰れてしまう場合があります。
この場合ベクターデータを取り扱うのがベターです。
③印刷はオフセット印刷を扱う
これも①と②に関連しますが、クオリティ・綺麗さを求めるならオフセット印刷の方が仕上がりが良いです。(今はそうでもないようですが、実際差がある)
オフセットとと対比のオンデマンド印刷との違いはこちらをご参照ください。
https://www.designmeishi.net/meishidatabase/difference/
いかがでしたでしょうか。
時代と共にスマホカメラの精度も変わりますが、多くの人が読み取れるQRサイズを用意する必要がありますね。
自己満足でデザインを決めるのではなく、数値と論理で決めていくことが大事です。
また、インスタのQRコードもあります